プロフィール写真を選ぶには、最近の、本人だとわかりやすい写真を数枚に絞り、見る相手に応じた同じ質問を数人にして、自分のお気に入りを伝える前にそれぞれの選択を個別に集めます。その後、最も選ばれた写真が今の自分に似ているか確認しましょう。この方法なら、混同しやすい三つの判断を分けられます。自分が好きな写真、わかりやすく伝わる写真、そして現在の外見を表している写真です。

最終的に決めるのはあなたです。第三者の意見は役立つ情報であって、魅力や性格、人としての価値を決める投票ではありません。以下は研究を参考にした編集上の実用手順です。提案する写真や評価者の数は取り組みやすい出発点であり、科学的に検証された公式ではありません。

写真選びの研究で実際にわかったこと

White、Sutherland、Burton による 2017 年の研究では、大学生 102 人がそれぞれ 12 枚の写真を提供し、交流、仕事、デートという場面に応じて、自分自身と面識のない人の写真を選びました。別のオンライン評価者が、その写真から受ける印象を評価しました。全体として、本人が選んだ写真よりも、他の人が選んだ写真のほうが好意的な印象を与えました。

この研究は若い大学生の写真を使用し、異なる場面での写真選びを模したものです。実際の採用判断やデートのマッチングは測定しておらず、どんな見知らぬ人でもあなたに合う写真を選べると示したわけでもありません。2021 年の訂正では、分析の一部にあったデータ処理の誤りが修正されました。著者らは、主要な結果と結論に変更はないと報告しています。本記事は訂正後の記録に基づいており、当初の統計値を最終的なものとして扱いません。

本人らしく見えるかどうかは、別の問題です。2016 年の雑誌巻号に掲載されたWhite、Burton、Kemp による本人確認の実験では、面識のない顔を照合するとき、本人が選んだ写真より他の人が選んだ写真のほうが正答率が高くなりました。複数の評価者による順位を組み合わせることも、写真選びの改善につながりました。この実験が調べたのは本人の識別であり、魅力や社会的な成功ではありません。

また、Todorov と Porter(2014)は、同じ人物でも写真が違えば印象が大きく変わり、写真の好みは想定する用途によっても変わることを示しました。これは意見を求める前に目的を決める根拠にはなりますが、顔写真から本人の実際の能力や信頼性を判断してよいという根拠にはなりません。

写真を選ぶ前に、写真の役割を決める

写真をどこで使い、見る人に何を伝える必要があるか、一文で書きましょう。仕事用の名簿なら、会ったときに本人だとわかる、鮮明で最近の写真が実用的な目標です。デート用のプロフィールなら、顔を正確に示しながら、親しみやすく自己紹介できる写真を目指すかもしれません。個人のソーシャルアカウントなら、自分が好きな、表情豊かな写真を優先することも自然です。

一枚の写真を複数の用途で使えますが、目的同士がぶつかることもあります。パーティー写真から切り抜いた遊び心のある一枚は個人アカウントに合っていても、会社の小さなアイコンでは本人だとわかりにくいかもしれません。どちらの選択も、あなたの資格や能力を示すものではありません。必要なら仕事用と個人用で別々の写真を用意し、あらゆる場面で最良の一枚を求めなくてもよいのです。

公平に比較できる候補をそろえる

最近の写真を四〜六枚、候補にしましょう。これは比較しやすい枚数であって、研究で裏付けられた理想の枚数ではありません。実際に公開してもよいと思える、顔がはっきり見え、顔立ちを大幅に変えていない写真だけを含めます。古くなった写真や、あなたより別の人のほうがわかりやすく写っている写真は外しましょう。

最初の比較では、切り抜き方と表示サイズをできるだけそろえます。そうしないと、見る人は比べたい表情や見せ方ではなく、単に大きく明るい写真を選ぶかもしれません。最終的なサムネイルも確認してください。全画面ではよく見える写真でも、小さな丸い枠にすると見分けにくくなることがあります。写真準備のチェックリストは、鮮明な候補をそろえる際に役立ちます。

基本的な編集の程度はそろえましょう。一方の写真は顔の形を大きく変え、もう一方は無加工なら、どの写真が本人をよりよく表すかという比較ではなくなります。実際とは異なる外見を作るかどうかという別の問題が混ざるからです。すべての写真を同じにする必要はありませんが、何が違うのかは把握しておきましょう。

評価者それぞれに、役立つ質問をする

協力する意思があり、想定する用途を理解できる人を三〜五人、頼ってみましょう。この少人数のグループは声をかけやすい人からなる便宜的な標本であり、対象となる人々全体を代表するものでも、統計的な検出力が定められた実験でもありません。あなたのお気に入りをまだ知らない人も含めましょう。公開の投票をしたり、身元のわかる写真を無作為なアカウントに送ったりする必要はありません。

誰も他の人の選択を見る前に、それぞれに個別に質問します。候補には A、B、C などの記号を付けましょう。できる範囲で、評価者ごとに写真の順序も変えます。どの写真が好きかを伝えたり、一枚を最初から仕事向けだと紹介したりしないようにします。これは自分の意見収集で誘導の手がかりを減らすための実用的な工夫であり、公開された実験をこの手順で再現できるという主張ではありません。

  • 仕事の場面:この具体的なプロフィールで自分を紹介するには、どの写真が最もわかりやすく適していますか?写真のどんな見える要素が選択に影響しましたか?
  • デートの場面:顔を正確に示しながら、わかりやすく親しみやすく自己紹介できるのは、どの写真ですか?
  • 本人らしさの確認:今日自分に会うとしたら、どの写真が最も本人だと気づきやすいですか?

第一候補と第二候補を選び、その理由を一つ答えてもらいましょう。顔の特徴に順位を付けてもらったり、知性、誠実さ、健康状態、恋愛の可能性を推測してもらったりするのは避けます。切り抜き方が気を散らすという意見なら、修正につなげられます。顎の形から性格を断定する意見は、役立つ写真のフィードバックではありません。

意見の違いを、点数に隠さず読み取る

第一候補に選ばれた回数を数え、その横に理由を残します。仮に五人に聞いて、四人が顔の見やすさを理由に A を選び、一人が表現豊かに感じるという理由で B を選んだとします。この場合、本人の認識を重視する目的には A が合う可能性があります。ただし、普遍的な好みや、見る人全体に当てはまる信頼できる割合、結果の改善を保証するものではありません。

意見が分かれたら、説明を確認しましょう。それぞれが別の目的を優先している、違うサイズのサムネイルを見ている、あるいは個人の好みが異なるのかもしれません。目的をもう一度明確にし、必要なら最後の二枚を再比較します。自分のお気に入りが勝つまで評価者を増やし続けても、作業が増えるだけで、判断がよくなるとは限りません。

役立つ記録表に必要なのは、候補の記号、第一候補に選ばれた回数、見える要素に基づく理由、本人らしさについての懸念、という四列だけです。あいまいな評価を平均し、精密に見える小数にまとめるのは避けましょう。少人数の非公式な確認では、一つの数値より、根拠がわかる説明のほうが役立つことがよくあります。

本人らしさとプライバシーは最後に自分で確認する

選んだ写真を現在の外見と比べてください。髪型はまだ近いでしょうか。編集で顔の形が変わっていませんか。自分だとわかるほど自然な表情でしょうか。知り合いはこの確認を手伝えます。一方、面識のない人が答えるのは、あなたを知らない状態でその写真がどう見えるか、という別の質問です。

背景と切り抜きの範囲に、公開したくない情報がないか確認します。場所がわかる手がかり、書類、他の人、仕事に関する情報などです。候補の共有には非公開の方法を使い、協力者には再配布しないよう頼みましょう。見る人が特定の写真を好んでも、安心して使えることと、関係する人の同意は選択の条件です。

この手順での FaceScore の使い方

FaceScore は、アップロードした写真について AI が生成するフィードバックを提供できます。候補の準備中に使うなら、撮影条件をできるだけそろえ、出力はモデルに依存する意見として扱いましょう。アプリは上記の研究に登場する独立した評価者ではなく、モデルの点数が高くても、その写真でメッセージが増えたり、印象がよくなったりする証拠にはなりません。

アプリのコメントを参考情報の一つにして、その後は見る相手に応じた目的と本人らしさの確認に戻りましょう。背景をさらに知るには、同じ顔でも第一印象が変わる理由と、共通する好みと個人の好みの違いをご覧ください。写真のフィードバックを試したい場合は、iPhone 版 FaceScoreまたはAndroid 版 FaceScoreをダウンロードできます。

役立つ作業にするための、終わりの基準

公開されるサイズで見やすく、現在の外見を表し、安心して共有でき、選んだ用途に適していれば、理由のある選択ができています。用途の説明と、その写真を選んだ主な理由を保存しましょう。毎日点数を確認するより、外見、プラットフォーム、目的が変わったときに見直します。

この過程で気分が悪くなったり、終わりのない比較に向かったりするなら、作業を止めて、自分が受け入れられる鮮明な写真を選んでください。役立つ成果は、よりよい自己紹介であって、顔の恒久的な順位ではありません。どんな写真もあなたのすべてを伝えることはできず、プロフィールの他の部分も大切です。

査読付き論文と訂正

  • White, D., Sutherland, C. A. M., & Burton, A. L.(2017)。顔を選ぶ:プロフィール画像選択における自己選択の問題(Choosing face: The curse of self in profile image selection)。Cognitive Research: Principles and Implications, 2, 23。原著論文。
  • White, D., Sutherland, C. A. M., & Burton, A. L.(2021)。プロフィール画像選択の研究に関する訂正。Cognitive Research: Principles and Implications, 6, 55。公開された訂正。
  • White, D., Burton, A. L., & Kemp, R. I.(2016、オンライン初出は 2015 年)。自分らしく見えない:本人確認用の写真を自分で選ぶことの代償(Not looking yourself: The cost of self-selecting photographs for identity verification)。British Journal of Psychology, 107, 359–373。本人識別の研究。
  • Todorov, A., & Porter, J. M.(2014)。誤解を招く第一印象:同一人物の異なる顔画像で印象が変わる(Misleading first impressions: Different for different facial images of the same person)。Psychological Science, 25, 1404–1417。用途と画像の違いに関する研究。